鷹宰心理療法所のカウンセラーとその家族のお気楽生活

Skypeセッションの効果について

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よく皆様からご質問いただくのが、「電話やメールでカウンセリングやセラピーを何故やらないのか?」という事です。

全ての心理療法に通底するのが、ロジャース(Rodgers,C,R)のクライエント中心療法(俗にいうところのカウンセリング)なのですが、その基本的な考え方に於いては対話だけでなく、面接室内での行動観察や服装、仕草等の視覚的情報が含まれます。

電話では当然ですが視覚情報を得る事は出来ませんし、メールに至っては対話で行うカウンセリングの技法も使えませんから、心理カウンセリングと同一のものとみなす事は出来ません。

従いまして、当所にはそのようなメニューは無いのです。

但し、Skypeのビデオ通話機能を使用した場合は、ほぼ対面に近い状態になりますので、理論用は可能になりますので、当所のメニューにはSkypeを使ったカウンセリング、セラピーはあります。

最近の新型コロナウイルス等の流行の影響でSkypeのセッションの需要は今後増えていくものと思われますが、普段対面でのカウンセリング、セラピーを受けていただいている方からすれば「実際のところどう(本当に同じ)なのさ?」といったところでしょう。

エビデンスに基づく心理療法は、近年、臨床心理学においては一つの大きな流れとなっていますので、当然そのような研究もあります。

2013年にチューリッヒ大学の臨床研究者が「オンライン心理療法は、対面療法と同程度の効果を見込める(Psychotherapy via internet as good as if not better than face-to-face consultations)」という研究を発表しております。

 

 

チューリッヒ大学の研究チームは、中程度のうつ病を患う62人の患者を無作為に2つのグループに分けて、実験群にはオンライン心理療法、統制群には通常の心理療法を行いました。

心理療法の技法は、エビデンスに基づく認知行動行動療法でした。

1つには通常の対面療法を、もう1つのグループにはオンライン心理療法を施しました。2つのグループに施された心理療法の内容は認知行動療法に基づいた治療で、口頭および筆記によって行われたとのことです。

治療後の結果は実験群のうち53%の患者にはうつ症状が確認出来ませんでした。(統制群は50%の患者にはうつ症状が確認出来ませんでした。)

また、治療後3か月の再診に於いては、実験群は53%、統制群は42%にうつ症状がみられなかったとありますから、対面、オンライン共、同じくらいの効果があったと言えます。

この研究では認知行動療法を選択しておりますが、クライエント中心療法、催眠療法もこれまでの臨床ケースを振り返りますと同様だといえます。

但し催眠療法の場合は、環境と回線の影響を受ける可能性はありますが。

環境につきましては、「リラクセーションに適した空間を日常生活の場に作れるのか?」という事で、集中出来るか否かがセッションに影響を及ぼす可能性が考えられます。

また、Skype自体が無料のサービスである為、「催眠療法中の2時間程度、回線が安定し続けるか?」という点も大事だと言えます。

以上2点さえクリア出来れば、催眠療法も充分にオンラインで対応出来ます。(万が一、回線の不良なので中断した場合は、後日、責任をもって再度予定を設定させていただきます。)

この機会に自宅に居ながら受けられるカウンセリングや心理療法をご検討下さい。(クレジットカード払いも可能です。)

 

 

 

 

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