前言を翻します

新年最初の記事にしては格好悪い事この上無いですが、前の記事の内容を翻します。
簡単に書きますと、日本公認心理師協会、公認心理師の会、滋賀県公認心理師協会の3つの職能団体に入会させていただく事にしました。
前の記事に書いた事は本心ですので、削除せずに残しておきます。
更新制度には、変わらず反対の立場です。
では、何故、入会に気持ちが動いたのかと申しますと。
確かに私は心理職18年の心理プロパーですが、それゆえ自己研鑽の重要性を痛感しております。
それでも従来は、専門領域を中心にやっていれば良かったのですが、国家資格者となった事により、最低限の公認心理師に求められる領域全ての知識を最低限はアップデートする責任があります。
特に公認心理師は多職種連携を求められる資格ですので、それらの連携先の領域の知識も最低限はアップデートが必要でしょう。
アップデートの際に便利なのはやはり職能団体の講習等になり、お世話になる機会もこれから多々あるでしょう。
そうなると言い方はどうあれ利用させていただいている事になり、会員以外が受講できないものがあったり、受講料を会員より割増で払ったりする事を考えると、わざわざ面倒な状況を自ら作り出している事になります。
また、要支援者からすると、一方で「他分野と連携します」と謳っておきながら、公認心理師の中では外様のような位置づけだと「言ってる事とやってる事が違うじゃん」という事になります。(まあ私だけではなく、職能団体の分裂自体が既にそうですが…。)
さらに、公認心理師に支援を求める方からすれば、きちんと学会や協会に属している事がより安心してカウンセリングや心理療法を受けられる事でしょう。
入会=全ての方針や理念を受け入れるという意味では無い筈ですので、私のような方も他におられるのではないでしょうか。
と、以上、こんな感じの理由になります。
ただ、入会は4月以降にするつもりです。
こういった団体の年会費は年度毎ですので、今から入会すると4月にまた年会費を払う事になります。
これから確定申告や来年度の活動の準備等があり多忙ですので、ゆっくりと研修に出たり、職能団体を利用できるのは、いずれにせよ春以降なのです。
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