二人の師匠

私の師匠は
二人いる
と聞かれた方にはお答えしています。
まず一人目は、公式ホームページに記載しています通り、
ヒプノセラピー(催眠療法)の師匠の横浜市の「宇宙の大地」の鈴木光彰先生です。
鈴木先生に直接ご指導いただいたのは僅か6日間でしたが、とても密度が濃かったです。
素人同然の私に一から丁寧に、ご指導いただいた事は幾ら感謝しても足りない程です。
鈴木先生のスタイルは私と比較するとスピリチュアル色が強いのですが、認定心理士資格をお持ちの点からも言えますが、心理職としても優秀で、臨床においては公認心理師や臨床心理士にひけは取らないと思います。
鈴木先生からは、その後も心理職としての心構え等多くの事を学ばせていただきました。
私の心理職としてのベースは間違いなく鈴木先生の教えです。
公認心理師となった現在でも、
私にとって唯一のスーパーバイザー的な心理職が鈴木先生です。
では、もう一人の師匠は…?
それは、
心理学者でカウンセラーの楷恭介先生です。
ご存知の方もおられるかと思いますが、
楷先生は実在の人物ではなく、「サイコドクター」という漫画やドラマの中の登場人物です。
ちなみに「サイコドクター」の原作者の亜樹直さんは講談社の編集者だった樹林伸さんのペンネームで、「なんだって!」でお馴染みの「MMR」のリーダーのキバヤシといえば、分かる方もおられるかと思います。
私が開業した後、依頼の内容に応える為に切磋琢磨していたのですが、それは
ヒプノセラピスト(催眠療法士)から心理カウンセラーへの変遷の道でした。
その時のモデルにしたのが楷先生です。
現在のカウンセリングの現場では連携、エビデンス重視の認知行動療法が主流ですが、当時は個人開業のパーソナルプラックティスモデルの時代だったので、
楷先生をモデリングし、多くを学びました。(催眠療法も多く出てましたし。)
ドラマ版は、竹野内豊さんが主演で精神科医という設定でしたが、投薬の部分以外は精神科医というより、心理カウンセラーの仕事でした。(タイトルやセッション内容から医師法に抵触するおそれがあった為と思います。)
直接、お会いした事は無いですが、
ずっと竹野内さんの事を「師匠」と呼ばせていただいてます(笑)
鈴木先生の事も「師匠」と呼ばせていただいてます。
楷先生のモデリングをしていた頃に、今では絶版ですが、「サイコドクター楷恭介の部屋」という書籍が発売になりました。
これは漫画ではなく、別冊として
臨床心理の世界を紹介する内容
でした。
この本で心理アセスメント等の基礎を学んだ後、臨床心理士資格取得の為の本格的な勉強をしました。
最終的には諸事情で受験はしませんでしたが、
この時学んだ知識のおかげで12年後に挑んだ公認心理師試験を合格する事が出来ました。
ちなみに
「鷹宰心理療法所」の名称は、原作版「サイコドクター」の楷先生の相談室である「楷恭介心理研究所」からのインスピレーションで命名しました。
二人の師匠は、未だ遠く、私の自己研鑽の指針となっています。
これからも、師匠に少しでも近づけるよう日々精進いたしますので、鷹宰心理療法所及び公認心理師・鷹宰葵をよろしくお願いいたします。
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